【加賀市】石川県九谷焼美術館では第14回九谷焼伝統工芸士会作品展が5月25日(日)まで開催されています。
大聖寺地方町にある石川県九谷焼美術館1階の企画展示室では、第14回九谷焼伝統工芸士会作品展が令和7年3月15日(土)から5月25日(日)まで開催されています。石川県九谷焼美術館では常設展を観覧するには入館料が必要ですが、企画展は、その企画展によって違い、こちらの九谷焼伝統工芸士会作品展の観覧は無料となっています。
企画展示室は美術館の正面入口から入って左側にあります。中に入って作品展を観覧してみました。
九谷焼の伝統技術を継承する方々の作品ということで、伝統的な色と模様のものを思い浮かべてしまいましたが、いろいろな作品が出展されていました。こちらは落ち着いた色あいがとても上品な作品ですね。
こちらもとても、華やかな色合いの作品です。
九谷焼伝統工芸士の方の作品を誰でも気軽に観覧することができるこの作品展は毎年開催されています。古九谷の伝統を受け継いで九谷焼の新しい未来を担う九谷焼伝統工芸士会の方々の素晴らしい作品を観覧してとても清々しい気持ちになれました。石川県九谷焼美術館ではその他、常設展示場のほうで、3月4日から6月1日まで特別展示として「硲伊之助と弟子展」が開催されていますが、こちらは観覧料が必要です。
石川県九谷焼美術館は、九谷焼の発祥の地である石川県加賀市に2002年4月に開館した日本で唯一の九谷焼専門美術館で、年間を通して様々な展覧会が開催されています。周辺には加賀市立図書館や自然の風景が美しい古九谷の杜親水公園などもあります。
4月も半ばをすぎ、桜や雪柳などの春の花も散り始めですが、次は若葉が芽吹く新緑の季節。この機会に石川県九谷焼美術館へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
石川県九谷焼美術館はこちら↓