【加賀市】大聖寺番場町にある茶房聴山房は緑に囲まれた深田久弥山の文化館の別館。美味しい珈琲を飲みながら静かでゆったりとした時間が過ごせます。

大聖寺番場町にある深田久弥山の文化館の敷地内にある茶房聴山房に立ち寄りました。深田久弥山の文化館は加賀市大聖寺生まれの登山家であり文豪の深田久弥と山に関する資料を集めたミュージアムです。大聖寺の街中のすぐ近くで民家も近くにあるのですが、そこだけゆっくり時間が流れているかのような静かな場所です。

深田久弥山の文化館の建物は明治43年に建てられた絹織物工場「山長」の事務所・石蔵・門を修築したもので、平成14年12月に国の登録有形文化財に登録されています。聴山房は敷地内の別棟を改修し茶房として開館したものとのことです。

山の文化館の受付で聞いたところ、茶房だけの利用でもよいとの事だったので、今回は茶房だけにお邪魔しました。引き戸を開けて店内に入ると小さな喫茶スペースと奥に広めの和室があります。和室は回りがテラス窓になっています。

喫茶スペースはこちらです。深田久弥さんのお写真が飾られています。こじんまりとしたスペースながら２人席が２席とグループで座れる丸テーブル席がありました。

とても静かな店内で窓や入り口の格子窓ごしに庭園を眺めているととても心が落ち着きます。メニューは飲み物だけで、珈琲とココア、冷紅茶、冷珈琲の4つ。こちらは冷珈琲です。ミニお菓子付でどのドリンクも300円です。

テーブルの上の素朴な木や枝を使ったメニューたてにも心がなごみます。

お邪魔した日はとてもお天気が良い日で、日差しがあたる庭園を眺めながら時間を忘れて過ごしてしまいました。ミュージアムの敷地内の別館ですが、気軽に立ち寄れるお店です。大聖寺川周辺の散策の休憩にもよいのではないでしょうか。場所は交流プラザさくらの前から歴町ふれあい館方面に進み、新橋を渡ると見えてきます。文化館の前に専用の駐車場もあります。

深田久弥山の文化館の別館茶房聴山房が気になる方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

聴山房はこちら↓