【小松市】丸の内公園町にある小松市立本陣記念美術館では2025年6月14日(土)から9月7日(日)まで企画展「おじくの世界」が開催されいます。
丸の内公園町にある小松市立本陣記念美術館では、2025年6月14日(土)から9月7日(日)まで「おじくの世界」という企画展が開催されています。小松市立本陣記念美術館は芦城公園内にある小松市出身の銀行家故本陣甚一氏のコレクションを中心とした美術館で江戸時代の蔵を現代風にアレンジしたというユニークな円筒形の建物です。こちらの美術館では企画展や特別展などの展覧会も開催されています。
この企画展で紹介する「おじく」とは掛軸のこと。絵や書を布や紙で表装し、壁にかけられるようにしたものが掛軸です。掛軸は、客人たちをもてなすための客間で一段高くしつらえた「床の間」という空間に飾られてきました。近年、西洋化が進んだ住居では「床の間」がないため掛軸を掲げることが少なくなっています。この企画展では改めて、古きよき時代からこれまで日本人が愛でてきた掛軸の魅力を小松市所蔵品から各テーマで紹介しています。
この企画展を見るには入館料(一般300円、高校生以下、市内在住65歳以上無料など)が必要です。開館時間は午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)です。こまつミュージアムパスの利用可です。学芸員によるギャラリートークは6月21日(土)、7月13日(日)の2回は終了していますが、8月11日(月・祝)に3回目のものがあります。気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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